Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

塩ビとは?塩ビ被覆鋼板の魅力とメンテナンス方法 を解説します!

お知らせborder

コラム

塩ビとは?塩ビ被覆鋼板の魅力とメンテナンス方法 を解説します!
塩ビとは?塩ビ被覆鋼板の魅力とメンテナンス方法 を解説します!
建物を建てる際に使用される塩ビ。
塩ビは、耐久性や耐薬品性に優れ、多様な環境下での使用に適しています。
そんな塩ビを上手く活用するためには、正しい使い方をすることが大切です。
今回は、塩ビ被覆鋼板について解説するので、ぜひ参考にしてください。




□塩ビの多様な特性と利点


塩ビ、その名を耳にすると耐久性の高さや火に強いというメリットを思い浮かべるでしょう。
しかし、塩ビの実力はこれに留まらず、耐油性や耐薬品性といった特性も兼ね備えています。
そのため、塩ビは住宅建材として不可欠な存在なのです。

塩ビの難燃性は、その分子構造に由来します。
炭素鎖の1個おきに塩素原子が結合したこの構造は、高い引火温度と着火温度を実現し、他の多くの材料と比較しても明らかに優れた難燃性を示します。
そのため、火災のリスクが高い環境での使用にもおすすめですよ。

さらに、塩ビはほとんどの無機薬品に対して強い耐性を持ち、有機溶剤にも溶けにくい特性があります。
このため、化学物質の影響を受けやすい場所での使用に最適で、工業設備の排気ダクトやホースとしての利用が拡がっています。

空気中の酸素による酸化反応に強く、長期にわたって性能を保持する塩ビは、耐用年数が50年以上であることも。
土中に埋設された硬質塩ビ管が35年経過しても劣化せず、未使用品と同等の強度を保っている事例もあります。

また、塩ビは加工性にも優れており、異形押出しやカレンダー加工ができます。
可塑剤や添加剤を配合することで、使用時の要求物性を幅広く調整できるため、多様な用途に対応してくれますよ。


□塩ビ被覆鋼板の用途とメンテナンス


塩ビ被覆鋼板は、その耐久性と美観を兼ね備えた建材として、海岸近くの建物や外装材としての利用が増えています。

しかし、そのメンテナンスには注意が必要です。
塩ビ鋼板の用途と、その長持ちさせるためのメンテナンス方法について紹介します。


*塩ビ鋼板の用途


塩ビ鋼板は耐ガス性、耐薬品性に優れ、色や形のバリエーションが豊富です。
海岸に近い場所での使用や、玄関扉、住宅設備機器や電気機器のように、見た目の美しさも求められる場所での利用も増えています。


*メンテナンスの重要性


塩ビ鋼板のメンテナンスは、15〜20年を目安に行いましょう。
特に、塗膜の剥離や変退色などの劣化は、建材の機能性だけでなく、美観にも影響を及ぼします。
正しくメンテナンスを行うことで、塩ビの良さを最大限に引き出せます。


*塗り替えの手順


塗り替えは、まずプライマーを塗布して下地を整え、その後、防錆性の高い錆止め剤を塗ります。
塗り替え作業は専門的な技術を要するため、適切な施工を保証する専門家に依頼するのがおすすめです。
専門の会社に相談することで、塗膜剥離や変退色のリスクを最小限に抑え、長期にわたる塩ビ鋼板の美観と機能性を保てますよ。


□まとめ


塩ビ被覆鋼板は、その耐久性や美観から、多くの建築物や設備において重宝されています。

しかし、塩ビの特性を維持し続けるためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。
適切な手入れを行うことで、塩ビ被覆鋼板はその機能を長期間にわたって発揮し続けるでしょう。
塩ビを使用する際は、専門の会社に依頼するのがおすすめです。
ぜひ、お気軽に当社までお問い合わせください。