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アスベストが使用されている住宅に外壁塗装をする方法をご紹介します

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コラム

アスベストが使用されている住宅に外壁塗装をする方法をご紹介します
アスベストが使用されている住宅に外壁塗装をする方法をご紹介します
みなさんはアスベストという言葉は聞いたことがあるでしょうか。
外壁材によく含まれている物質ですが、実は以前から使用が禁止されています。
この記事では、アスベストの概要と、アスベストが入った外壁のメンテナンス方法を解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。


□そもそもアスベストとは?


アスベストとは、現在使用が禁止されている建材ですが、そもそもどのような物質なのでしょうか。
実は、アスベストは以前までは広く一般的に使用されていた建材で、非常に緻密な繊維状の構造をしています。
このような構造の特徴から、断熱性に優れているという機能を備えていたのです。

加えて、アスベストは鉱物繊維であるため、熱や酸などにも強く耐久性が高いのです。
一般的な住宅にも外壁に使用されるサイディングボードや屋根材に使用される化粧スレートにアスベストが混ぜられて使われていました。

しかし、アスベストが体に悪影響を与えることが判明してからは、使用が禁止されるようになりました。
具体的にどのような悪影響があるのかというと、吸引したアスベストが肺の中に刺さり、残留してしまうことによって健康を害してしまいます。
そのため、2006年からはアスベストが入った材料が使用されていません。

しかしながら、それ以前に建てられた建物であれば、アスベストが入っている可能性は極めて高いでしょう。
後半では、アスベストが入っている外壁をメンテナンスする方法を解説します。


□アスベストが入っている外壁をメンテナンスするには?


アスベストが入っている外壁をメンテナンスする方法は「塗装」「カバー工法」「張り替え」の3つです。
それぞれの方法を解説していきます。

まずは塗装です。
これはアスベストが入っている外壁の表面を塗り替える工事です。

特徴としては、安い価格で施工できることが挙げられます。
アスベストの飛散リスクがないため安全ですが、アスベストを除去しているわけではないためいずれ撤去が必要になるでしょう。

次はカバー工法です。
これは既存の外壁材の上から新しい外壁材を重ねて張る方法です。
こちらも塗装と同じようにアスベストを撤去しているわけではないため、家の解体を行う際には撤去費用が発生することに注意しましょう。

最後は張り替えです。
これはアスベストが入っている外壁材を撤去してから、新しい外壁材を張り替える方法です。
費用は若干高くなりますが、アスベストを除去できるため、アスベストの危険性を完全に無くしたいのであれば、この方法がオススメです。


□まとめ


アスベストが含まれている外壁材の対処法について解説しました。
建築されてから年数が経っている建物にはアスベストが入っている可能性が非常に高いと言えます。
今は対処しなくても、将来的に対処することになりますので、今のうちから適切な施工方法を知っておいてくださいね。