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窯業系サイディングとは?メリット・デメリットをご紹介!

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コラム

窯業系サイディングとは?メリット・デメリットをご紹介!
窯業系サイディングとは?メリット・デメリットをご紹介!
外壁材には、さまざまな種類があります。
どの外壁材を選ぶかによって、得られるメリットや対策するべきデメリットが異なるため、それぞれをよく比較検討することが重要です。
今回は、多くの住宅で採用されている「窯業(ようぎょう)系サイディング」についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□窯業系サイディングとは?


「窯業系サイディング」とは、セメントと木材繊維などを薄い板状にして作られる外壁材です。
製造過程で、窯の中で高熱処理が施されるため、「窯業系」と呼ばれています。
デザインの豊富さと耐震性・耐火性、さらに、コストも高くないことが魅力です。

窯業系サイディングは、モルタルなどの現場で一から作られる素材とは異なり、工場で生産されたボードが現場で組み立てられます。
すでに表面が塗装されている「塗装仕上げ」と現場で塗装を行う「無塗装仕上げ」がありますが、いずれにしてもボード自体は工場で大量生産されているため、品質は安定しています。

□窯業系サイディングのメリット・デメリットは?

*メリット


主なメリットは、4つ挙げられます。

1つ目は、デザインのバリエーションが豊富であることです。
タイル調や木目調、石柄など、多くの柄の中から理想に近いものを選べます。
デザインの自由度が高いため、理想の外観にできます。

2つ目は、初期費用を抑えられることです。
比較的初期費用が安く、導入のハードルが低いです。
施工はサイディングボードを外壁に張り付けていくだけと簡単なので、施工のコストも低いです。

3つ目は、施工期間が短いことです。
施工は、通常24日〜33日程で終わります。
比較的簡単な作業であるため、短い期間で終わります。

4つ目は、耐火性に優れていることです。
耐火性に優れており、不燃材料や純不燃材料として国から認められています。

*デメリット


多くのメンテナンスが必要になることです。
一般的な窯業系サイディングは10年ほどで塗り替えが必要になるほか、およそ5年〜10年でメンテナンスも必要になります。

窯業系サイディングは表面塗装とシーリングにより防水機能を果たします。
そのため塗装とシーリングの劣化状況を見極めたうえで、適切なタイミングでのメンテナンスが必要です。
劣化症状が出てからではなく、防水機能が保たれているうちに塗り直すと寿命が長くなります。
当社では、現地診断調査無料を行っていますので、何かお困りの際はぜひお問合せください。

□まとめ


今回は、窯業系サイディングの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。
多くのメリットがある外壁ですが、デメリットもゼロではありません。
採用する際はデメリットへの対策をぜひ行ってください。