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塩ビ鋼板とカラー鋼板の見分け方?外壁塗装前に知っておきたいこと

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コラム

塩ビ鋼板とカラー鋼板の見分け方?外壁塗装前に知っておきたいこと
塩ビ鋼板とカラー鋼板の見分け方?外壁塗装前に知っておきたいこと
家の素材を見極めることは、外壁塗装を検討する上で重要な第一歩です。 特に、塩ビ鋼板とカラー鋼板は見た目では区別しにくく、塗装方法も異なります。 適切な塗装を行うためには、それぞれの素材の特徴を理解しておく必要があります。 そこで今回は、塩ビ鋼板とカラー鋼板の見分け方、そして塗装における注意点について解説します。 塗装業者との打ち合わせをスムーズに進めるためにも、ぜひ最後までお読みください。
 

塩ビ鋼板とカラー鋼板の見分け方

 

表面のエンボス加工による判別

 
塩ビ鋼板は、鋼板に塩化ビニル樹脂をコーティングした建材です。 多くの塩ビ鋼板には、表面にエンボス加工による凹凸模様が施されています。 一方、カラー鋼板は鉄板に塗装を施したもので、表面は比較的フラットです。 肉眼で表面の質感を確認することで、ある程度の判別が可能です。 拡大して確認すると、エンボス模様の有無がより明確になります。
 

金属音の違いによる判別

 
塩ビ鋼板はカラー鋼板に比べて厚みがあり、材質も異なります。 そのため、指で軽く叩いた時の金属音が違います。 塩ビ鋼板は鈍い音、カラー鋼板は澄んだ金属音がします。 この音の違いも、見分ける一つの手がかりとなります。 ただし、劣化状況によっては音の違いが判別しにくい場合もあります。
 

塗装時の注意点

 
塩ビ鋼板は、通常の塗料を使用するとブリード現象が起こる可能性があります。 ブリードとは、塗料中の溶剤が塩ビ鋼板の可塑剤と反応し、塗膜表面がベタベタになる現象です。 この現象を防ぐためには、塩ビ鋼板専用のプライマーを使用することが重要です。 プライマーは、可塑剤の表面移行を抑制し、塗膜の剥がれや耐久性の低下を防ぎます。 錆止めが必要な場合は、プライマーの前に錆止め塗料を塗布する必要があります。


 

外壁塗装における塩ビ鋼板とカラー鋼板の選び方

 

それぞれの材質の特徴

 
塩ビ鋼板は耐候性が高く、腐食しにくいというメリットがあります。 一方、カラー鋼板は比較的安価で、様々な色やデザインが選べます。 それぞれのメリット・デメリットを比較し、家のデザインや予算、そして耐久性を考慮して最適な素材を選びましょう。
 

塗装費用と耐久性の比較

 
塩ビ鋼板は専用のプライマーが必要となるため、塗装費用はカラー鋼板よりも高くなる傾向があります。 しかし、塩ビ鋼板はカラー鋼板よりも耐久性が高く、長期間にわたって美観を保つことができます。 長期的な視点でコストパフォーマンスを比較検討することが重要です。
 

業者への相談ポイント

 
塗装業者に依頼する際には、家の外壁材が塩ビ鋼板かカラー鋼板かを明確に伝えましょう。 素材によって適切な塗装方法が異なるため、業者との綿密な打ち合わせが不可欠です。 ブリード現象や、適切な下塗り材の使用についても相談し、納得できるまで説明を受けましょう。 不明な点があれば、遠慮なく質問することが大切です。
 

まとめ

 
今回は、塩ビ鋼板とカラー鋼板の見分け方、そして塗装における注意点について解説しました。 外壁塗装は高額な工事となるため、素材の見極めと適切な塗装方法の選択は非常に重要です。 今回の情報が、業者との打ち合わせをスムーズに進め、安心できる塗装工事を行うための助けになれば幸いです。 塩ビ鋼板の塗装には専用のプライマーが必要な点、そしてそれぞれの素材の耐久性と費用を比較検討することが、成功への鍵となります。 塗装業者とのコミュニケーションを密にすることで、より良い結果が得られるでしょう。
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